調整理論 (
五行と天人地) |
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すでに、調整の基礎となる陰陽バランスについては、法人シンボルマークの項にて、多少ですが解説しましたので、ここではファミリーシンボルマーク整形において次のステップとして大切な陰陽五行と天人地について説明します。
下図をご覧下さい。
私たちは、「この宇宙の地球に命を頂いています。」これは、そのまま天(宇宙)・地(地球)・人(人間)の3点
構造でもあり(古代中国では三才と表現)、それぞれに適応する形があります。この象徴形の上に「地の五行分析」が成立します。五行とは木・火・土・金・水の5元素をいい主に次のような特性があります。
●木(木行)
木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となり、樹木の成長・発育を表す。
●火(火行)
光りWく炎が元となっていり、火の性質を表す。
●土(土行)
植物の芽が地中から発芽する様子が元となり、万物を育成・保護する性質を表す。
●金(金行)
土中に光りWく鉱物・金属が元となり、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。
●水(水行)
泉から涌き出て流れる水が元となり、命の泉、胎内と霊性の性質を表す。
このそれぞれが固有の特性を有しますが、マーク整形においては、中でも「五色・五方・五音・五金・十干・十二支」(下記)の関係を相剋と相生の関係で推し量り精査します。
五行 |
木 |
火 |
土 |
金 |
水 |
五色 |
青(緑) |
紅 |
黄
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白 |
玄(黒) |
五方
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東 |
南 |
中 |
西 |
北 |
五音 |
角 |
徴 |
宮 |
商 |
羽 |
五金 |
錫(青金)
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銅(赤金) |
金(黄金) |
銀(白金) |
鉄(黒金) |
十干 |
甲・乙 |
丙・丁 |
戊・己 |
庚・辛 |
壬・癸 |
十二支 |
寅・卯 |
巳・午 |
辰・未・戌・丑
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申・酉 |
亥・子 |
つまり、陰陽調整をベースに五行関係を精査し、色・形・向きなどを先鋭化させていきます。
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