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 気エネルギーは、面から入り、点から出る

安部浩之作品No,070414

地球には、様々なものが動き、流れています。

お金・川・風・人・動物・血液・ 四季・・・・・

この「流れ」のあるところには、必ず気が流れ ています。

そして、その流れは、 他項で解説した通り、螺旋を基本形とするために結果として波形を描きます。

なぜ螺旋・波形を機軸とするのかというと

詳細は省きますが、一口で言えば周辺環境とのバランス を取りやすいからです。

特に、自然現象 を大局的に見ると水と風(空気)です。

これは収縮(水)と拡散(風)の関係にあり ます。

風水の基本書籍である、郭璞(かくはく276-324)の『葬經』に

「葬者、乗生気也。気乗風則散、界水則止。古人聚之使不散、行之使有止,故謂之風水。風水之法、得水爲上、藏風次之。」

(葬は生気に乗ずる。気は風に乗れば散じ、水に界られると止る。古人はこれ(気)を聚めて散じないようにし、

行くがままにして止めないようにした。だからこれを風水という。風水の法は、水を得ることを最上とし、風を藏えることを次とした。」)

という通り、風は気を散らし・水は気を集めるということです。

さて

ここで理解して頂きたいのは、形においても、形に応じて気の流れが変わるということです。

これには様々なパターンがあり単純にはいえませんが、下図をご覧下さい。

このように

・2次元の世界では、線から「気」は入り、点から「気」は抜ける。

    ・3次元の世界では、線・面から「気」が入り、頂点から「気」は抜ける。

・穴には「気」が入る、突起物から「気」が抜ける

となります。

特に、上図右下の事例のように、

自然界は気の入出が水と風のバランスで、絶妙に調整されるようになっているのです。

代表的な例としては、富士山です。

富士山は、理想的円錐 形であり、裾野が放射状で広いだけに、入力レベルが高まります。

裾野が広いほどに底面が広がりますから 、当然、入力値が高くなる訳です。

さらに、裾野周辺には「気」を収縮させる湖(富士五湖)なりが成形されていますので、

世界でも最もエネルギー値の高い山ということになります。


富士五湖地域の観光情報より

ちなみに「風水」でいう最上無比の吉相となる地形は「山環水抱」といい、

言葉の通り、山が環状になり、水を抱いていている形を言い下図のような地形であり

まさに、気のアウトプット・インプットが自動稼働するシステムになっているのです。

山環水抱

 

また、生物界も植物界も同様です。必ず、「気」の入出が可能なような形態になっているのです。

あけび・柿・みかん・・・・・貝殻・虫・・・・

と必ず、突起物があり、気が抜ける形になっているのです。

ですから、当研究所で扱う、シンボルマークや表札も

必ず気を受ける形、抜ける形を有した形態となっています。

これが自然現象であり、その形態を取ることで、

マーク自身が自ずとバランス調整力を稼働させ、因果をイオン化結合へ導くからです。

(当方で提案するシンボルマークの場合、実際は個々の鑑定データをもとに、その入出力バランスを調整しています。

ファミリーシンボルマークで家族の体調が良くなった、家族が居間に集まり団らんするようになった。

というような現象は、畢竟、この入出力調整に大きく起因しています。)

また、表札の形態についても、下の表札図面をご覧下さい。

表札の頁

このように、必ず突起物から「気」を抜く形を取っています。

つまり、形と 気の入出とは深い関係にあるだけに、我々はそれを自然現象の定理と受け止め、

厳かに、天を敬い、同様に建物も家具も乗り物も設計されるべきなのです。

「気は面から入り、点がら出る」

の法則は立体図面にも、地形にもあてはまる定理なのです。

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