気エネルギーは、面から入り、点から出る
地球には、様々なものが動き、流れています。
お金・川・風・人・動物・血液・
四季・・・・・
この「流れ」のあるところには、必ず気が流れ
ています。
そして、その流れは、
他項で解説した通り、螺旋を基本形とするために結果として波形を描きます。
なぜ螺旋・波形を機軸とするのかというと
詳細は省きますが、一口で言えば周辺環境とのバランス
を取りやすいからです。
特に、自然現象
を大局的に見ると水と風(空気)です。
これは収縮(水)と拡散(風)の関係にあり
ます。
風水の基本書籍である、郭璞(かくはく276-324)の『葬經』に
「葬者、乗生気也。気乗風則散、界水則止。古人聚之使不散、行之使有止,故謂之風水。風水之法、得水爲上、藏風次之。」
(葬は生気に乗ずる。気は風に乗れば散じ、水に界られると止る。古人はこれ(気)を聚めて散じないようにし、
行くがままにして止めないようにした。だからこれを風水という。風水の法は、水を得ることを最上とし、風を藏えることを次とした。」)
という通り、風は気を散らし・水は気を集めるということです。
さて
ここで理解して頂きたいのは、形においても、形に応じて気の流れが変わるということです。
これには様々なパターンがあり単純にはいえませんが、下図をご覧下さい。
このように
・2次元の世界では、線から「気」は入り、点から「気」は抜ける。
・3次元の世界では、線・面から「気」が入り、頂点から「気」は抜ける。
・穴には「気」が入る、突起物から「気」が抜ける
となります。
特に、上図右下の事例のように、
自然界は気の入出が水と風のバランスで、絶妙に調整されるようになっているのです。
代表的な例としては、富士山です。
富士山は、理想的円錐
形であり、裾野が放射状で広いだけに、入力レベルが高まります。
裾野が広いほどに底面が広がりますから
、当然、入力値が高くなる訳です。
さらに、裾野周辺には「気」を収縮させる湖(富士五湖)なりが成形されていますので、
世界でも最もエネルギー値の高い山ということになります。
富士五湖地域の観光情報より
ちなみに「風水」でいう最上無比の吉相となる地形は「山環水抱」といい、
言葉の通り、山が環状になり、水を抱いていている形を言い下図のような地形であり
まさに、気のアウトプット・インプットが自動稼働するシステムになっているのです。
また、生物界も植物界も同様です。必ず、「気」の入出が可能なような形態になっているのです。
あけび・柿・みかん・・・・・貝殻・虫・・・・
と必ず、突起物があり、気が抜ける形になっているのです。
ですから、当研究所で扱う、シンボルマークや表札も
必ず気を受ける形、抜ける形を有した形態となっています。
これが自然現象であり、その形態を取ることで、
マーク自身が自ずとバランス調整力を稼働させ、因果をイオン化結合へ導くからです。
(当方で提案するシンボルマークの場合、実際は個々の鑑定データをもとに、その入出力バランスを調整しています。
ファミリーシンボルマークで家族の体調が良くなった、家族が居間に集まり団らんするようになった。
というような現象は、畢竟、この入出力調整に大きく起因しています。)
また、表札の形態についても、下の表札図面をご覧下さい。
(表札の頁)
このように、必ず突起物から「気」を抜く形を取っています。
つまり、形と
気の入出とは深い関係にあるだけに、我々はそれを自然現象の定理と受け止め、
厳かに、天を敬い、同様に建物も家具も乗り物も設計されるべきなのです。
「気は面から入り、点がら出る」
の法則は立体図面にも、地形にもあてはまる定理なのです。
ウィンドウを閉じる
(SAS総目次
へ)
感想メール
|