人は、地球とリアルタイムでつながっている
(地球と生命のシンクロニシティ)
他項「地球の歴史を1年にすると」において
、まず地球というものが、
いかに長い歴史をへて今の状態を造成しているかを実感して頂けたかと思いますが、
この地球と人の生命現象とは、実はリアルタイムで連鎖しています。
例えば、上図の通りですが
生物が発生してシダ類が上陸するまでの海中での期間 28億年ですが
この1000万年を1日とすると子宮内、羊水期の 280日
1億年を1日とすると月経周期 28日
という風に、まず地球での海中と羊水での期間がシンクロしていることが解ります。
しかも海中成分と羊水成分、さらに体液成分とは
と、その構成比率もシンクロしています。特に羊水と海水は近似しています。
さらに、原生代の地層から、18億年前の火成活動・大気酸素発生期(※下記)は、
羊水内での胎動期に一致しています。
このように見事なまでに地球の長い歴史と生命現象は連鎖してるのです。
いわゆる命の歴史を考えるとき、地球環境を無視して、人間は成立しえなかったし、
また、他項「波動とは、波長+波立(はりつ)」でも記した通り、
万象は相似するものに
共鳴振動しますから
現在の生活も地球環境と深いところでシンクロしながらリアルタイムで繋がっているのです。
正しい意識を持ち、生活を正していくことが、
すなわち地球環境を正常化すると言っても過言ではないのです。
日々の生活が即ち、地球環境そのものだということです。
いたわりの心や優しい心や愛する心が、
即ち、
地球とも連鎖しているのです。
時として我々は己一人で生きているかの錯覚をし、
生存中だけの栄耀栄華を求めようとします。
しかし、毎日の生活が地球に繋がり、
畢竟、子孫にも通じているということです。
地球は無私無欲、愛力で命を実らせたのです。
私達は少なくとも、この環境をしっかりと見つめ、
創造力と豊かな愛情をもってお返ししていくのです。
そこにこそ、豊かな生活が成立するのです。
けっして、物やお金が豊かな生活に導くのではありません。
ぜひとも、そのことを心して生活を見つめ直して頂きたいと思います。
※ Fe, Mnの濃度変化を速度論的に解析すると、大気酸素は、26〜18億年前の間でゆっくり上昇した可能性が高いことがわかった
。(東京大学大学院理学系研究科 村上研究室調べ参照)
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