地球の歴史を1年にすると
かねがね、この講座は、宇宙・地球の運行・リズムを大切にし
天地自然の動きから人間の生命現象やあるべき姿を把握する。
という視点ですすめています。
それだけに、この大地である地球というものを少しでも理解することが大切です。
地球の歴史は太陽系が誕生した46億年前と言われています。
しかしながら、この数字は私達にとって、イメージしずらい数字でもあります。
そこでこの46億という時間の流を1年にするとどうなるでしょうか?
下図をご覧下さい。
なんと、アフリカで原人(ネアンデルタール)が発見された400万年前は
1年に換算すると、12月31日 16:00です。
つまり、現在の文明社会は、1年の残り1秒以下の出来事ということになります。
新年の除夜の鐘はすでにふり下ろされた状態です。
想像を絶する長い、長い地球の歴史を実感できるでしょうか
あなたが、今こうして衣食住を行う命は、
生命現象が発生して28億年(上図・水色部分)・陸上にシダ類が上がって4億年(上図・茶部分)経過し、
この間、 生物は発生・分化(進化)・絶滅(過去、6億年の間に生物の99%以上が絶滅)をくり返し
数々の淘汰を経て、やっと存在する命だということです。
27億年前のシアノバクテリア1つなくても存在できない命だということです。
ここ1つをとっても、地球に感謝してもしきれないくらいの人間だということです。
にも係わらず、人間は、自然を尊ぶことも、学ぶこともせずに
ゼニのため、地球の生態系を最後の一瞬で破壊し
5秒に1人、水が飲めなくて餓死しているのです。(※
参考データ)
なんと、愚かな行為でしょう。
せめて、この文に触れたあなたは地球を見つめて欲しい。
そして
ここにある命のとてつもなく重いことと、
地球を離れて本来の生命現象は存在しないことを理解して欲しいのです。
そうすると、それぞれに「気づき」があるはずです。
・生命の延長線上に人の命があり、ウィルスやバクテリアと共生すべきだ・・
・自然への感謝が喜びを創出するように出来ている・・・
・経済主導の町おこしはいかがなものか・・・
・人間同士の争いほど愚かなものはない・・・
・自分さえ良ければ、から、他を想う心を・・・
等々
その「気づき」から、あなたに出来る何かを実践して下さい。
きっと、そこから開けてくるものがあるはずです。
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