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混在する生命現象と愛の関係

 

植物しかり、動物しかり、微生物しかり・・・

46億という長い年月を通して、地球は他品種が混在できる環境を創ってきました。

生命現象でいえば、分化しながら達成してきました。

そして、環境および形質の上からは、ある程度その分化の歴史をたどる事が出来ます。

しかし、どれも内容が違います。

それは、検査手法の違いです。あるものは細胞分析によるもの、あるものは遺伝情報分析などです。

(例1.系統樹を最初に描いたのは、エルンスト・ヘッケル、それによると ココ(Wikip)) 

例2.東京大学大学院理学系研究科・理学部発表の系統樹によると   ココ(PDF)

ここでは、分化に関する正邪は省きますが、人間についてはどうかというと

他の生物のような形質の違いは認められないものの

肌の違い・文化の違い・言葉の違いなど様々な人種で構成されています。これが現実の姿です。

いわゆる有機・無機を問わず想像を絶する品種によって構成されています。

 

また、聖書では「産めよ、増えよ、地に満ちよ。・・・(創世記9.1)」との記載がありますが

まさに、長い歴史の中で、人は人口を爆発的に増やしてきました。

 

下図をご覧下さい。

上△は世界全体を指しますが、形の部分、生命現象は細胞分裂や受精を通して、爆発的に増え続けています。

下▽は「個」を意味していますが、質の部分、これは遺伝情報を重複させる形で伸びています。

特にポイントは人の繁殖スタイルですが、

真核生物や原核生物のように、独自に細胞分裂をして増やしてはいません。

男・女(陰極・陽極の受精)和合により子が生まれ繁殖するシステムをとっています。

結局、このスタイルをとらなければ、異質の混在が可能とならないのです。

 

例えば、それを因果の世界で言えば、

○家の因縁と、△家の因縁が和合して、新規に◇家の因果が成立する訳です。

細胞分裂が同質程度のものしか繁殖できないのに対して

ある意味これは、見事な混濾(混ぜ、濾過)システムとも言えます。

 

さらに素晴らしい点は、

昆虫や動物のように繁殖期が来てから求愛の信号が出る

というような機械的なものではなく、

結合が、いたわりや愛情・創造力によって、いつでも成立し、

そこに喜びを造成するシステムになっていることです。

まさに種の頂点に君臨する繁殖システムが構築されているのです。

ここを、よくよく理解して頂きたいのです。

 

こんなに素晴らしい繁殖システムがあるが故に

私達は、異性に時機がくれば、トキメキを感じ、結ばれ、子孫を残し、家族を築き・・・

喜びを2倍3倍に共有しあうという環境設定が可能となっているのです。

環境免疫力アップの神髄はここにあります。

 

しかしながら、今、免疫力は急激に落ちています。

この繁殖システムが正常に機能しなくなり、

愚かにも、 人間が地球のガン細胞となり、地球を破壊しようとしているのです。

 

こういう例がありました。

有名な建設会社の社長の話しです。

 

当初、公共工事が激減しているということで、民間工事へのいち早いシフトへ矛先を変え、社内体制を整えました。

いろいろな工夫・差別化が効を奏し、地域でも有数の建設会社として位置するまでになりました。

会社の厳しい折は、社長自らが現場に出て作業をしていましたが、会社が安定してくると

公職が増えてくる。マスコミにも取り上げられ有名にもなる。ついに、現場にも出れなくなる。

ここまでならよくある話しです。

むしろ公職を通して社会に係われるようになったのですから、これも立派な社会貢献です。

しかし、それだけでは終わらない、当然、収入の桁も違ってきましたから、

その後、どうなったかというと、カンボジアに走った。海外買春です。

国内ではイロイロと目があるので、その社長は海外出張とは名ばかりで、

「元気なうちに・・・・」と、セッセと海外まで「性」を買いに行った訳です。

知っていますか?カンボジアでの日本人による児童買春旅行の実態を・・・・

現地では、10歳以下の少女たちが売春を強いられ、

多くの日本人が彼女たちを買い漁っているのです。

日本でいえば小学生です。

その少女たちは、貧困を前に、実の母親に売り飛ばされながらも

少女が一家を支えなければならず、不本意にも売春せざるを得ない。

そして、その苦しみを声に出せないから

毎晩毎晩、小学生が、歯を噛みしめながら性交をうけいれているというのです。

苦しみに耐えられず、行為中、舌を噛んで自殺する少女もいるというのです。

ああ、それは何と悲惨で、悲しい事態でしょう。日本はカンボジアに何度詫びても詫びきれない。

天は絶対に、こういう行為を許さない。絶対に許さないのです。

先祖の功徳も功労も、見事に一瞬にして消失するのです。

「金を手にしたら何でもアリ」の命のレベルでは、

地球は一旦、自浄作用でゼロクリアしなければならなくなる。

 

そこには、最初に記した、愛情やいたわりの心は全くなく

ただ、ただ、単純な欲の解消しかないのです。

天が46億もの時間をかけて設定した愛による繁殖を

この最後の一瞬(「地球の歴史を1年にすると」の図表参照下さい)で踏みにじっている。

同章「生命波形」で掲載した図表をもう一度、ご覧下さい。

愛が最高品位の心の状態です。ならば・・・・?

そうです、それを踏みにじる行為が最下位にくるのは当たり前のことなのです。

ですから、「不倫」は「殺人」よりも罪が重いというのです。

ここに目を塞がないで下さい。

 

人は混在する命を見事なまでに、心の通った愛によって繁殖し、混濾するシステムを持っています。

こんなに素晴らしい人の命です。

どうぞ、家族へ心を注いで下さい。

 

そして

子供達が、やがて異性にトキメキ・ワクワクする純粋な心を持った時

我が子で無くても

人を愛することは、こんなに輝いて素晴らしいことなのだと

結婚は墓場なんかじゃない、 結婚し家族を築くことは天が与えてくれた喜びだと

家族はパラダイスの入口だと

そう、伝えて下さい。

 

よろしくおねがいします。

 

 

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