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家族の由来

                                                画像は「TRINITY」より

 

この地球に「創造的に愛する」という神行が発生するために

1つを2つ(陰陽)にし「空間」を設け、人に「学びと創造力」を稼働させるために、「時間」を設けた。

「時間と空間」が整い、

物性としては、誤差・境界が生まれ、四季のうつろい・色の変化・形の変化・・・・・

と宇宙でも、晴れ晴れしい時空が発生した。

結果、

この時空は、異質なものをハイブリッド(混ぜる)するためには絶好の時空となった。

宇宙の生命体はこのことを見逃さなかった。

ハイブリッドすればハイグレード化の方向に向かうからだ。

だから、この地球に、多くの心性(遺伝情報)が入植したのだ。

物性が多品種ならば、それに応じて心性も多品種となるのは必然のこと

このことを天は、当然の事ながら察知していた。

そして、断腸の思いで、もう1つの事態も察知していた。

「時空」を付与することで、

全体の安定から逸脱した、個の保身に向かう命が芽生えることを・・・・

だから、細心の注意をはらい、最善の環境設定をした。

全てに「相依性」を持たせ、互いが相依相関の関係で生態系を保持するようにした。

ウィルスからバクテリアそして全地球と、地球の隅々にまで、共存共栄のシステムを張り巡らせた。

そして、最後に人間に「創造的な愛」が稼働すべく

損得を抜いて、己よりも他を生かす菩提心が育まれる絶妙な、環境設定をした。

それが「ファミリー・家族」である。

身命を惜しまずに、家族を守る人の志の高さを夢見つつも・・・、

この小ロットが愛に満ちあふれれば、大ロットが愛に満ちる。そう信じた。

いわゆる家族・身内から稼働し、フラクタルに相乗するハイグレード化システムである。

                                                      (フラクタルについてはココにて説明)

しかし、悲しいことに、このシステムは仇(あだ)となっている。

今や、この「家族」という根っこが崩れ、保身が家族を席巻しつつある。

「社会の役に立つ人間になれ」という、往事の親の願いは消え、

いつしか、親が「保身を子へ伝授」し始めたからだ。

その挙げ句、「家庭内」では、「家庭外」以上に、自制が崩れ、保身が遠慮なしに露呈する。

・怠惰が露呈する。・怒りが露呈する。・嫉妬が露呈する。・暴君が露呈する・・・

ついに、親が子を殺し、子が親を殺し、骨肉合い食(は)む兄弟姉妹の争い・・・・は、枚挙にいとまない。

大愛なる天の神仕組みに心を注ぐならば、

今こそ、ここに注視し、ここをステップとしなければならない。

家族で大愛なる理想を語り、伝承するのだ。

「人は争い戦うために生まれたんじゃない。人は助け合い補い合うために生まれたんだ。」と。

難しいことではない、実現できているか否かではない。

その方向に向く、ということだ。

今、全てを放棄してでも、ここに意識を注がなければならない。

単なる、「生活の連鎖・繰り返し」は天の望むところではない。

それはサンサーラ(回転・輪廻)を繰り返すだけ、そこに神意はない。

ただ、死に向かって進み、そういう生を繰り返すだけだ。

家族に「ふんだんの愛情」を注ぐことで、全てが正常なバランス力を保持するようになる。

そして、世代を超えた因果のもつれがほぐれるようになっている。

それにもまして、喜怒哀楽を共有することで

フラクタルな相乗効果が次ぎのステップへの入口となるのである。

家族を軽んじてはならない

そこには対極となる性分が家族として巡り会っているからである。

純度の高い「気づき」がセッティングされているからである。

たとえ、遠くにいようと、あらためて、家族1人1人に心を注ぐこと

その「向き」が、ひいては、国境をも越えて、理想社会を醸成していくのである。

 

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