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自身に問うて府に落としてこそ

 

ここで少しく、「波立の法則」をまとめると

・「波動」は「波長」と「波立」の2面がある。波長に対し、「波立」はより本質的

・波形が混在(66−5波)して地球は成立している

この2点に対して、大切なことは、

「それでは、何故に、現実界は、波形が混在する状況となっているのか?」

ということです。

これについては、皆さんに、まず先を読まれる前に充分考えて頂きたいのです。

ここにこそ、「波立の法則」の醍醐味があるからです。

「どうして、私たちの世界は、こんなに多くの品種やいろんな個性を持った人がいるの?」

と問うてみて下さい。

解らないときは、その逆を考えてみてください。

「もし、人の個性・性格が一種類で・・・貝殻も1種類で、虫も1種類で、鉱物も1種類だったら?」

何日かかっても問うてみてほしいのです。自分で考えたものだけが理解に通じていくのです。

ぜひ、ここで、読むのを止めて考えて下さい。

考え方の鉄則は、

他に答えを求めるのではなく、自身に深く問うてみる。

ということです。

すでに、あなた自身は46億年前、地球誕生以前からの姿を、遺伝情報に内包しています。

深く、深く、見つめた分だけ、答えの深度も比例していくのです。

 

この講座は、「はじめに」にも記しましたが、

宇宙や人生の謎を解き明かすことが目的ではありません。

あなた自身が「幸せ」になることの一助になれば・・・・

それだけを願って企図されています。

書物やNET情報、そして、教えられるというシステムの中では、

「記憶する」「問題を解く」ということは出来ても

「理解する」

ということは出来ないのです。

言葉を変えれば「腑(ふ)に落とす」ということです。

今、腑に落ちた生き方が求められているのです。

「人生訓や戒律を、ひたすら守って命を全うする」

そういう生き方を超えなければならない時代なのです。

しかしながら、残念なことに、人生訓も戒律さえも、まっとう出来ない人に満ちあふれているのです。

だから、予想だにしなかった犯罪が成立してしまうのです。

 

親が子をヤスヤスと殺す、子が親をヤスヤスと殺す。

不倫が生き甲斐だと堂々と言ってのける。

 

これは重罪ですよ。

親が子に注ぐ愛、子が親に注ぐ愛、夫が妻に注ぐ愛、妻が夫に注ぐ愛

どれも、破格の第1級の「愛」の姿です。

その愛を踏みにじって、どうしますか?

ただ、ひらすら「金」ばかりを追っかけてどうしますか?

そこに、「豊かな心」が生まれますか?

生まれません。

今、世界でも類い希な、豊かな日本に生まれて、この体(てい)たらくです。

 

もしも世界のお金が100万円だったら・・・・・

殆どの国の人が、千円もっていないのです。大半が良くても数百円です。

食べ物を買う「お金」どころではない、食べ物がない。そんな国が沢山あるのです。

でも、日本は食べ物が溢れ、東京だけで1日6000トンの残飯を出し、

1人平均、6万5千円もっているのです。

(資 料:世界の国一覧表 2001年版(財団法人 世界の動き社)

 豊かな国が、キチンと生を見つめて生きていく、襟を正し、真理を探究すること

そして、世界に先駆けて指針を示してあげる。

・「豊かさ」というのは、物質やお金だけじゃないんだ、ということが解った、と訴えていく !

・利益が出なくても人は動くんだ、と訴えていく !

そうしないと、地球を破壊していない、途上国と言われる国の人達が、

何の理念もなく、ひたすら地球破壊の先進国の後を追っかけ、地球まるごと滝壺に落ちるのです。

間違いは認め、正常な生き方をキチンと訴えていく、これが日本の使命でもあるのです。

 

だからこそ、生き方を問うて下さい。

そして、

「どうして、私たちの世界は、こんなに多くの品種やいろんな個性を持った人がいるの?」

を考えてみて下さい。

考えてから、次ぎの項に進んで下さい。

よろしくおねがいします。

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