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やる気を育てる

  

学びの構図(クリック)で図示した通り、

やる気は、具体的学びとテクニックの底辺に位置する基盤でもあります。

「やる気」を欠けば、

家庭においても・学校においても・企業においても・スポーツにおいても

効果は、6〜7割低下すると考えて下さい。

例えば、同じ計算問題を解くにしても、そこに「やる気」があるかないかで、

スピードも成長伸度も大幅に違うということです。

 

「やる気」とは

 

では「やる気」とは何でしょう? 一口で言えば、「エネルギーであり、向かう力」です。

いわゆる「動の状態」、ということです。

つまり、何かが動いていれば、大小程度の差はあっても

そこには「やる気」が成立している、ということです。

先の「学びの構図」中の時間・空間・エネルギー・志向の関係を構造視すると以下の通りです。

 

この構図は「やる気」の説明というよりも万象に適応する法則ですから、

感謝は分子・原子の結合力を強くする(クリックして下さい)

と合わせて、ぜひとも理解して欲しいと思います。

これを理解することで、知のルートが確立しますので、

いわゆる「やる気」を把捉・醸成し、手法を活かしやすくなるのです。

現代では、このシステム構図が理解されていないので、一過性の心理手法に拘泥し

結局、「やる気」を育てるために、自衛隊研修・みそぎ研修など

「アメとむち」的な対処療法・マニュアル主義的対応しか出来ていないのです。

ですから、当然、そこに人生観や生き様とリンクさせられないのです。

生き様とリンクさせられない、地球とリンクさせられないから

当然、囲まれた特殊な領域での手法になり、

自然の法理に違背しますから、

学校も企業も長期的、すり込みの要が発生してしまうのです。

 

このことを理解頂いた上で、具体的手法に進んで頂きたいと思います。

 

 

 

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