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物性の根幹に意識がある

安部浩之作品No,070415
文・Phot,kohsi

近年、素粒子の研究により、物質は、少数のクォーク、レプトンからできていること、

そして、それを支配しているのは4種類の力(相互作用)であると言われています。

全ての根元は素粒子であるから、その素粒子間に働く力を分析すると、

現代物理学では以下の4種類を掲げます。

も1つ1つを見ると

重力

すべての素粒子に引力(万有引力)として働く力。

重力子は質量を持たないので無限の遠方までとどきます。重力=重力子の交換。
重力は質量に比例します。一方、質量はエネルギーと等価です。E=mc2

電磁気力

電気を帯びた粒子にはたらく力。原子核と電子を結びつける力。作用をおよぼす距離は無限大。

電磁気力は電気力と磁気力の2つです。

弱い力

原子核のベータ崩壊、中性子、パイ中間子などの粒子の崩壊の原因となる(粒子の種類を変えることのできる)力。

この弱い力の作用で、中性子は短時間で陽子に変わる。

弱い力はすべてのクォーク、レプトンに働きます。

日常は経験することのない力ですが、ミクロの世界では重要な役割を果たしています。

強い力

クォークを結びつける力。中性子や陽子として、あるいは原子核として安定させる力としてはたらく。

強い力は全てのカラー荷を持つ素粒子に働きます。

電磁気力の 100 倍程の大きさを持つ最も強い力です。

クォークを結びつけ、陽子や中性子を作り、また陽子同士の間に働く電気的な斥力に打ち勝ち、

中性子とともに原子核を作ります。

強い力=グルーオンの交換強い力はカラー荷に比例します。

クォークのカラー荷には、赤、青、緑の三原色(もちろん本当の色ではない)があります。

強い力を媒介する力の粒子グルーオンには白を除く色の組み合わせ

3(赤、青、緑)×3(反赤、反青、反緑)−1(白)=8 

つまり8種類あり、いずれも質量を持ちません。

 

これら「4つの力」については、現代物理学において様々、丁寧な説明がネット上でもあるかと思います。

興味のある形は検索して確認頂きたいと思います。

さて、現代最先端の物理学は、この「4つの力」を「ひとつの理論」で統一する方向へ向かいます。

それは、学問の必然と言っても良いでしょう。

ではその為に何が必要かというと

「4つの力」の根源となる「たったひとつの力」だった訳です。具体的には

1967年、アメリカのスティーブン・ワインバーグ(1932〜)とパキスタンのアブダス・サラム(1929〜)が

電磁気力と弱い力を統一した 「電弱統一理論」を発表して以来、

アインシュタインの「大統一理論」 それから、「超ひも理論」や「M理論」などが 生まれました。

これらの理論は、すべて、「4つの力を統一する理論を・・・・」

という流れから生みだされたものです。

これらの説も推測の域を出ません。実は実証されているわけではありません。

物理学の永遠の課題・テーマとも言われています。

理由は簡単です。物理学者が「意識」という未知の部分を量子物理に組み込まなかったからです。

4つの力を結びつけているのは「意識というゆらぎ」にほかなりません

また、元素周期6番の炭素ですが現代、4つの電子軌道が解明されていますが、

残りの2軌道が未開です。実はこの2つは意識に通じているのです。

ですから、木炭を身の回りにおくと、癒し効果をもったり、

炭素系列の水晶やダイヤモンドが意識を増幅させたりします。

こうしてみると、意識進化は物質の本当の進化に通じていくということです。

物質と意識は実は遠いようで、紙の裏表です。

物質や図形というものが意識とどう絡んでいるかはここからも理解できます。

以上、宇宙自然界の4つの力について、大切なことは、

全て、引力(引き合う力)と斥力(反発する力)・収縮する力(陽)・拡散する力(陰)

の2値の表現系であり、

種の違いだということです。さらに陰陽の2値は

「意識というゆらぎ」

から派生しているということです。

まさに「霊主体従」の世界です。

 

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