文Phot,kohsi
ナポレオンヒル・ジグジグラーといったイメージトレーニング系から
コーチ・NLPといっった心理カウンセリング系
また、教育界でも、新種の教育手法が次々と生まれています。
今、トレーニング手法の利点をあげると
・管理しやすい。管理が可能となる。
・伝播しやすい
・施者の力量を推し量る事が出来る
など、様々でしょう。
しかし、その手法の根底には、ゆるぎない「愛力」がなければなりません。
そうしなければ、上記のような利点は、形だけの手法となり、逆に欠点となります。
間違えないで下さい。「導く力」とは愛する力です。手法ではありません。
学校だけではなく、企業や組織においても同様です。愛念こそが指導力を生み出すのです。
あるカウンセリング手法では、
看護婦さんが、薬を渡す時、
「おじいちゃんは退院したらどうしたい?」
とイメージを先行させ、薬効を上げる手法があり、確かに効果が出ています。
しかし、その対応の中で生まれる表情、さらに言葉を超えて共感・共鳴のムード(波動)は、
全て「愛念」にこそ根付いて生まれるものです。
そもそも、
人間は、秋の景色に故しれずもの悲しくなって反省してみたり、色づく春の景色にワクワクする生き物
で、「情念」を命の基盤としています。「情念」の複合連鎖が人間社会の姿と言っても良いでしょう。
ここに先行してテクニックに依存しすぎると、テクニックは形だけとなり、
逆に「そのテクニック」が豊かな情念の相互作用を阻害する要因にもなります。
教師であれ・上司であれ、指導的位置に立つ人は、「人を育てる」という大きな任を負っています。
どうぞ、このことを重々理解して頂きたいと思います。
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