総目次
 


理想となる スパイラル デザイン

以上は松の枝です。
一見、ランダムに繁っているように見える針葉も、その葉を取り除き、その葉の付き方は下図のように
  ・左回転・右回転の二重上昇螺旋で成り立っている
  ・右回転・左回転の傾斜角が異なる
  ・左回転の方が右回転よりも10°ほど傾斜角が大きい
  ・右回転・左回転、共に、上部に至るほどスパイラルの幅は狭くなる
  等々
様々な数理モデルがそこに隠れていることに気づきます。
この松葉のモデルは、ごく一例です。全ての生命現象がこのようなスパイラルモデルをもって生命を維持・繁殖しているのです。
従って、おそごそかに地球に生を頂いていることを知るならば、このモデルを基礎として、地球の造形物・デザインは発想されなければならないのであり、力・増殖力のある形態というものはここから生まれるのです。下図の通りです。

ここでは、松葉を1例として紹介しましたが、
松ぼっくり・卵・貝殻・遺伝子の螺旋構造・・・・
と地球上の生命現象は、すべて、この構図をもって成立しています。

ミクロを観察する顕微鏡もマクロを観察する天体望遠鏡も必要ありません。私達の日常生活で、あたりまえに目に見える自然界の姿に全ての謎が封印されています。そういう風に出来ているのです。その姿に気づいたならば、即ちそれは、その人にとって天の貴重なメッセージです。そこから、どう生活を正し律動させていくかは、あなたの「気づき」以外にありません。ある方は、この理想となるスパイラル図形を知り
「だから、人は助け合わなければダメなんだ〜、下から上に手をつないで登っていくんだ〜」
と気づきました。また、ある方は、専門分野の銅線コイルの巻き比率にヒントを得たと研究を続けています。
さて、あなたにとって、この自然現象は何をうったえていますか?

 形態数理モデル研究の方へ
※ 上記の松葉の説明においては、ここでは「一般の方に螺旋構造を説明する」に主眼を置いたために、簡略に「茎の垂直上昇力」と記しました。別項にて詳述したいと思いますが、実際は、この地球には下から上にエネルギーが動く場合は、垂直には決して生命エネルギーは動きません。全て螺旋を描きます。ですから、この「茎の上昇」も「ゆるやかな螺旋」を描いています。つまり、三重螺旋構造だということです。 自然科学の分野で数理モデル研究の方には、ここを十分把握頂きたいと思います。

ウィンドウを閉じる  ・ SAS目次に戻る 感想メール