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紫は次元を超える

 

紫色は、他の色とは違う別格的要素を有しています。

まず、下図をご覧下さい。

我々は一般に色を7色の虹色というように7つに分解します。

いわゆる7色とは、波長の長い方から赤・橙・黄・緑・青・藍・紫です。

実際には、色分類は様々で混合比から推し量ると、より多色であり、

さらに、7色といっても橙を抜いて黒を入れる場合もあります。

中でも、最も波長の短いのがここで問題とする「紫」色です。

しかし、よくよく考えてみて下さい。

紫とは赤と青の混合から成立します。

最も陰なるものと陽なるものを混ぜた色ということです。

つまり「紫」は

色の中でも最も波長の短い高品位な色であり、

赤(陽)〜青(陰)の混合色であり、

次のサイクルの境界色と解釈するべきなのです。

古来より、紫を「高貴・神秘・高次元」という位置づけをしてきた意味はここにあります。

 

さて、ここで、さらに確認したいのは、他項「人間は、地球のごく一部しか見えない」でも記した通り、

ミツバチは人間には見えない高品位・短波長の紫外部を見ていると説明しました。

しかし、それはミツバチだけではありません。多くの昆虫が紫外部を見れます。

さらに、代表的なのは鳥類です。

鳥類の紫外部認知については、最近(1990年代後半から)の行動生態学の分野で明らかになったことですが、

人間が3原色(赤・青・緑)の円錐体細胞に基づく色認識を行うのに対して

鳥類は4原色の円錐体細胞を有して色認識をおこなっています。

特に、フクロウ研究で明らかになったように短波長のみならず、

長波長も人間以上の波長帯域を認識します。(※参照「種子散布研究会」報告

いわゆる鳥類は、人間以上に高品位なメカニズムが稼働し、

人間に見えない境界部(紫外部)を貫通して見ているという事です。

 

まとめると、この地球上では、可視光線により色分解を発生したが、

人間はそのごく一部の波長帯域しか見れず、他の多くの生物は、それ以上の波長帯域を認知できるのです。

中でも、最も短波長である紫外部認識を有効に利用して、昆虫類も鳥類も自己増殖を図っているということです。

 

紫をつなぎとして色は円錐上昇する

音がドレミファソラシドをスパイラル状に重層させ、次の音階に進むように、

色も赤から青のサイクルを重層させ上昇していきます。

つまり上位ステージほど、赤から青に向かうにつれて短波長になり

短い波長をもってサイクルします。

上層になるほどに

特徴として色は薄くなり、頂点が光(白)となります。

つまり、これが地球で言う「明度」の違いで「トーン(Tone)」(トーンとは明度×彩度)の差に通じています。

上昇円錐がある、ということは下降円錐も成立し、下降の頂点は最も光りを吸収する黒となります。

いわゆる宇宙論で言うところの、

光の反射(ホワイトホール)と光の吸収(ブラックホール)に向かう、ということです。

してみると薄い色ほど高次元化しているということであり、

日本の伝統的彩色画などは西欧の油絵などと違い、

色も薄く扱われるだけ高品位な絵画手法と言えます。

※例えば、あじさいなどは花の色は、時間の経過と共に高次元化に向かおうとしますから

ピンクから青系、青系から紫へと短波長の方向に色変化していくのです。

 

このような意味からも、従来の表色系

マンセル表色系もオストワルト表色系の表現(上図 下段)は技法は大局では正解とうことになります。

ただし、そこには、周波帯域の解釈と生物学的発想がないために

色相論のための表色系に終始しているのです。

より深くは、この色相と各惑星配置群(ホロスコープ)が精緻なからみをもって成立しています。

したがって、ここから人生傾向と色とのバランス調整が可能となるのです。

この色相とホロスコープの相関解釈には各アスペクトの読みと惑星の解釈が必要ですから

かなり難解になりますので、ここでは省きますが、少なくとも、これからは学問の境界を超え

色彩論に生物学・宇宙論など様々な分野を絡めて解釈する必要があります。

 

さて、紫色の解釈から、色相全般の解釈に及びましたが

こうして「色」だけ見ても不思議だと思いませんか?

見える世界が違う生物が同じ地上に混在し、共生しあい、

色を縦横に駆使しながら生を成立させているのです。

色の視点からも地球は重層かつ多層構造で生物が同時進行しているのです。

 

では、なぜ・・・・この地球で光分解され、色となり

異質なものが同時空間で成立しているのでしょうか?

それは、異質を共鳴させている「連鎖力」であり、

この「連鎖力」の究極の正体は、「愛」そのものだという事です。

色が色づくのは「愛」の力だということです。

 

ですから、難しい理論は別として、

色づく自然美を鑑賞する生き方は、全うな人間の生のスタイルだということであり、

地球という生命体から言えば

「こんなに、豊かな色で地上を覆ったんだ、その自然色を鑑賞してくれれば愛を育めるんだよ」

そう言っているのです。

特に色の鑑賞は、チャクラ、ことに性腺と係わっていますから「正常な愛の姿」を誘因します。

美術的なものを通して、自然色への感性を養うことも、とても意味があるのです。

 

・男が男らしく、女が女らしく役割を果たせるようになり

・犯罪の根幹となっている性的異常(不倫・性犯罪など)から離れ

・異性を正常な目で見れるようになり

・良質で穏やかな人間関係を生み出し

 

と、その効果はとても大きいのです。子育てにおいては、

親・教師と指導者が、まず色への感動をキチンと伝えることです。

「植物の芽吹きや花の開花を本心で喜び、伝える」それが始まりです。

 

とにかく、全ての人間中心の先入観をはらうことです。

そして、そっと今、目の前にあるテーブルに植物を添えたいと思う心こそ

他を思いやる優しさや豊かな心となって実るのです。

 

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