人の幸せを祈る

 

小さい家がイイ

 

アリの巣、ハチの巣、鳥の巣、貝殻・・・・・等々

全ての地上の生物は、個体のサイズに合わせて住み家のサイズを形成しています。

人間も同様でなければならないのです。

地球という空間に「住まわせていただいている」わけですから

人間の衣・食・住空間から逆算して、「等身大にサイズを決める」が正しいのです。

残念ながら、この自然の等身大サイズを乱しているのは、地球上で人間だけです。

金に盲信する「人の欲」が原因です。

 「成功・幸せ・富」の象徴を豪邸に事寄せした人間の愚かな所産です。

どうして人間は、地球の恵みをつゆ忘れ、おごり高ぶってしまったのか?。

町づくりとは「人の幸せを願う」から始まる(循環が見えると人はやさしくなる)

でも記した通り、様々な要因があるでしょう。

しかし、その大きな要因としてマスコミの影響は大です。

そこから、この錯覚に陥(おちい)るのです。現代では、小学生からこの魔術にかかってしまうのです。

例えば、テレビ

  ・人気のドラマでは、アイドルが財閥の御曹司として、

    宮殿のような豪邸に住み、自家用ジェットに乗り、ロングタイプのキャデラックに乗り・・・

  ・「玉の輿(たまのこし〜)」をキャッチフレーズにし

  ・セレブの豪邸が特集され

と枚挙にいとまないのです。これは繰り返しますが魔術です。

こういう映像を見て、私達は単純に「スッゲー」と嘆息してしまうのではなく、

「愚かだな〜、そんなにお金があるなら

             困っている人に家を建ててあげればイイのに、愚かな人もいるんだな〜」

とならなければならないのです。

一方、インターネットでコンパクトハウスで検索して下さい。そこには、

  ・小さい家は、初期費用が安い、

  ・光熱費がかからない、

  ・掃除など維持が楽・・・・・

等々、多くの利点が連らなっています。

しかし、これらも「お金」の換算からくるお得感の喚起です。

ですから、この発想で「小さな家」を考えると、これもまた間違いを犯すことになります。

では、どういう発想が正しいのか?

どんな小さな家でも、家を建てる事で、

  ・その家屋の下に、地球の命なる「水」が浸透しなくなる

  ・太陽の光をあたらなくする

  ・空気が通わなくなる

という異質な環境を創り出し、環境負荷をかけるのですから、

「どうぞ、ここに私が生活する空間を創ることを、お許し下さい」

という

「許しを希(こ)う心」

が必要になるのです。

水・光・風・・・と、地球の恵みを受け、生かしていただいている命です。

すでに、あなたの家が、どんなに古くて小さな家でも

屋根がある

これだけでも感謝・感謝の生活だということです。

 

一度、命の根っこから・・・循環する地球の姿から・・・・・

等身大に生きる

ということをよくよく考えられて下さい。宜しくお願いします。

 

本項に関連するサイト内他頁

カタチの法則 町づくり 六面体は免疫力を低下させる

  

ウィンドウを閉じる  

(SAS総目次 へ

 感想メール