人の幸せを祈る
 
日常三徳 (運を開く3つの裏技)

 


             文・illust,kohsi

結局、あなた自身が、自己の惰性や怠慢・わがままに気づき

日常生活を通して、3歩前進・2歩後退しながらも進んでいくしかないのです。

それは遅々としています。しかし、この志が定まった瞬間に変わるのです。

因果の向きが変わってしまうからです。

では、具体的に日常生活をどのように過ごせば、その向きが変わるのでしょうか?

そこで、以下の3つの徳目を紹介したいと思います。

仏教では、菩薩(悟りをもとめて修行する者)が彼岸にたどり着くために六つの修行項目を掲げます。

 1,布施:(ふせ)あまねく施すこと、 2,持戒:(じかい)戒律を守ること

 3,忍辱:(にんにく)耐え忍ぶこと、 4,精進:(しょうじん)努力し、励むこと

 5,禅定:(ぜんじょう)精神を安定させること、 6,智慧:(ちえ)正しい智慧

の6つを掲げますが、少々漠然としています。また、2番目の持戒だけでも何百とあり

現代社会においては、一般人がこれを実践するのは無理があります。

そこで

日常生活を精査する中、大宇宙と小宇宙の関係を考慮し、

日常生活における3つの徳目として、新たに提案したいのが「常三徳」です。

 1,あいさつ

 2,そうじ

 3,靴そろえ

「あいさつ」は、芸術天局想像・発信・・・・

「そうじ」は、大地・宇宙人局実践・調整・・

「靴そろえ」は自然総体地局感謝・入出力・・

という具合にリンクしています。

本来、人間行動の全てはこのいずれかに軸を置きながら縦横に関係していますが、

中でも「あいさつ・そうじ・靴そろえ」は我々の生活の基点になるものとして、

ぜひとも実践徳目として位置づけて欲しいのです。

挨拶も掃除も靴そろえも、日常の当たり前の所作です。

なんだ、それだけ?

と思われるかもしれません。

しかし、これが現代社会ではなかなか出来ていないのが現状です。

この所作を正しく、心を込めて、実践することで

必ずや安定した心身を得、生命現象を正常化の方向へ向かわせます。

運というものは他力では開きません、自力で開くのです。

スピリチュアルな世界に一喜一憂し

先祖の因縁や背後霊のせい、にしたのでは堂々巡りするばかりです。

過去、地球はそういう風にして破壊の方向へ進んでしまったのです。

パワースポットに行ったから、護符をもらったから、お祓いをしてもらったから・・・

こういうのはキッカケなっても何も根本解決にはなりません。

己(おの)が足もとから生活の一挙手一投足を正し、

自己改革を行う以外に本当の意味での開運もないことを知って下さい。

 

簡単な所作ではありますが、

この「三徳目の実践」が宇宙の法則性にチューニングされ、絶大な調整力を持っています。

その内容を別項にて詳述したいと思いますので

そこで軌道修正しつつ、まずは意識して実践して頂きたいと思います。

繰り返しますが、大切な事は「心を込める」ということです。

何気に挨拶するのではない

 相手の笑顔、幸せを願いつつ挨拶するのです

何気に靴をそろえるのではない

 今日一日大地を踏みしめ行動し、

 足腰が動いた事に感謝しつつ靴をそろえるのです。

何気に掃除するのではない

 片付ける一つ一つのものに感謝しつつ所定の位置に納めていくのです。

どうぞ、この三徳目の実践をよろしくお願いします。

 

 

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