文・illust,kohshi
「人をほめる」をクセにする
率直に感じた良い事は、口にせず
悪い事ばかり口にするクセの人がいます。
また、他人には「上手いね〜、美味しい、キレイ・・・」と良い事を口にするのに
家族には「今更」、とか、「テレがあって・・・」という人もいます。
さらに悪い事に、そういう人に限って大半は、当人がそれを意識していません。
知らないそうなっている。こういうのを「クセ」と言います。
だとしら、それは大変な損をしている事になります。
それは悪循環の連鎖を日常に持ち込んでいるという事なのです。
例えば、いつも子供の欠点ばかりで頭をいっぱいにしている親などは
意識が、常に欠点指摘モードになっていますから、
「欠点を修正させよう」という方向に向かいます。
結局、「○○しなさい」、と日常会話が「指示モード」となります。
いわゆる
「欠点指摘」→「修正させよう、の心」→「欠点連鎖」
となり、子の長所は封印され、悪循環の人生を歩ませる事になります。
誰でも、自発を誘導されることなく、「指示される」というのは抵抗を感じるものです。
なぜならば、人は皆、違う役割を持って、この世に生を受けているからです。
役割が違うのに、他者が他者のレールにはめ込もうとするから
その誤差を無視した「指示」が、積もり積もって信頼関係や優しさが損なわれ・・・
結局、「言う事をきかない子」となるのです。
そして、ついには
「こんな子産むんじゃなかった」とか
「何度言っても解ってくれない」
と打ちひしがれるのです。ここから「恐怖・混乱・分裂」というモードが醸成されます。
そして、このモードを餌とする見えない思念体との連鎖が事態を加速させる事となり、
取り返しのつかない事態となることもあります。
知らないうちに欠点への注目が「クセ」になり、分裂モードとなっているのです。
ですから、この分裂モードから創造モードへ切り替えることです。
「創造モード?」
難しい事ではありません。この講座の随所にその要諦が記しています。
・「驚きの日常習慣、主語を相手にしてみる」でも記した通り主語を相手に入れ替える。
・ 本講座の主題でもある相手の幸せ祈る習慣を身につける。
・ 長所を見つけ出して口にする、記す。(関連項ココ)
などです。
・ 子供・夫・親は 今、何を考えているんだろう
・ どうして欲しいんだろう
・ どうしたら自ら動き出すんだろう
・ 夫・子の能力は何だろう、どうしたら開くのだろう
と、相手の立場に立つだけでも大きく流れが変わります。
親子関係だけではありません。夫婦関係・兄弟関係・上司部下の関係も然りです。
ここに気づくと、自然と「指示言葉」が「ほめ言葉」に変わるのです。
モードを変えて、随処に光の柱となる
ですから
時として日々、自分が発している言葉を
第三者の目で見つめなおす事です。
・自分の生きてきた姿勢
・これまでの発想の仕方
・これまでの子供・夫婦・部下への接し方
などを自省すべきなのです。こうして家族モードを変換していくのです。
なぜならば、発せられた言葉の連鎖よりも、モードの連鎖の方が怖いからです。
このモードの連鎖が、家族では、無関心・喧嘩・となり、会社では、ねたみ・ひがみとなります。
どうぞ、日々の生活の中で、自分が発している言葉をきっかけとして
「思いの方向性(ベクトル)」を噛み締めるように眺めてみて下さい。
それは、この文に接した
たった1人の家族から始まります。
たった1人の社員から始まります。
モードの切り替えは人に強要するものではありません。
どうぞ、あなた自身がその突破口となりモードの切り替え役となって下さい。
するとあなた自身の振動数が上昇し、光の柱となって、柱を軸として
周囲が渦巻くようになります。ここに諸天善神の加護が宿るのです。
よろしくお願いします。
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