人の幸せを祈る
 
いつも、皆でしようとする人は、運がイイ
 


安部浩之作品No,101221
                          文・Graphic,Kohsi

 

他項にて、地球創生の意図、混在する地球空間の意義などについて触れましたが

これらの定理を踏まえると次の事が言えます。  

  「同じ1つの成果であっても

      1人で達成した時よりも、皆で達成した時の方が価値がある。」

という事です。

協働した場合、そこから生まれる利点は、代表定期には以下、7項目です。

  1,役割分担が生じる。

  2,助け合いが生じる。(1人よりも、トラブルが生じやすくなる)

  3,学びが稼働する。

  4,発見が生じやすくなる。

  5,同胞意識が高まり、優しさが生まれる。

  6,事象が攪拌(かくはん)され、巡りが良くなる。

  7,繁殖率が極めて高い。

などです。

ですから、常に何か事を成そうとした場合に、つい1人で全てを達成しようとしてしまう人がいますが、

何人かに手分けしてみたら?

を常に発想する事です。

これは、学校においても、職場においても、地域社会においても適応するものですが、

やはり、地球での生活スタイルは良く出来たもので、

まず、その感覚は家族で養われるようになっており、その素材がゴロゴロ転がっています。

  ・掃除では、○○は父さんに任せて、○○は子供に任せて・・・・

  ・無理すれば1人で持てそうなものでも、あえて2人で運ぶ。

  ・食卓後の片付けも、食器を洗う人と拭(ふ)きとる人を分ける。

など、これは、生活の一挙手一投足、無数にあります。

上記の

つい1人で全てを達成しようとしてしまう人

というのは、とってもスピーディーですが

家庭での行動を見ると良く解ります。いつもバタバタと一気に一人で済ましてしまい、挙げ句には、

「○○はお手伝いをしない!」

とギャンギャン文句を言うのです。子供が多い家庭ほど、その傾向は強いようです。

結局、こういう家庭からは常にギスギスムードで「和気」が生じにくくなるという流れが生まれます。

そこで育った子供も、その性分を宿すようになります。

ですから、繰り返しますが、何かしようとしたら、何か指示しようとしたら

いったん立ち止まって

「皆でしたら?」

を常に発想するクセをつけることです。結果的に時間がかかっても構わないのです。

達成後にそこから生まれる共生や助け合いの感覚の方がズッと価値が重いのです。

家庭でこの生き方が自然と身につくと、不思議と

大人は、個人作業もフラクタル原理により、段取りよく事を運ぶクセがつきます。

子供は、効率のよい学習スタイルを構築するようになり、片付け上手になります。

そして、ついに

上記「利点」の6.7番目「巡りが良くなり、繁殖率が高い。」が自ずと展開しはじめます。

1人で構築達成したものが他人がマネできないのに対して

                皆で構築したものの方がコピー(繁殖)しやすい

からです。かくして何をやっても成功する人となります。これはスゴイ効果です。

ただ、1つ、注意点があります。それはトップ画像の通り、

「人にさせる」ということではなく、「一緒にする」ということです。

自身の領分をわきまえた精一杯の努力があってこそです。

 

どうぞ、改めて家庭での自身の挙動を

「皆でしていたか?皆でしようとしたか?」

という視点で見つめ直してみて下さい。

宜しくお願いします。

 

 ○ 今回のテーマに関連する他項 助け合いの生物学

 

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