人の幸せを祈る
 
「まず自分が幸せになってから」という人には、一生、自分の幸せは来ない
 

安部浩之作品no.101216
                    文/illust,Kohsi

 

人の幸せ?

とんでもない!自分の幸せも出来てないのに・・・

そう思う人が多くいます。

また

多くの精神世界の指導者も

「まず、自分が幸せになってこそです・・・・、自分が自分を愛せてこそです・・・・」

のスタンスをとる人が多くいます。

百歩譲って、「では、自分が幸せになったら、本当に他人の幸せを祈るのか?」

というと、そういう人は、まずいません。

お金で言えば

100万入れば300万、300万入れば500万、500万入れば700万と、

人の欲求には際限がないのです。

一生死ぬまで、次々に湧いてくる自分の欲望を追いかけて、

「もっと、もっと、もっと欲しい」

と言って、いよいよ欲にまみれて、息絶えていくのです。これが魔道の誘引です。

自分の幸も不幸もありません。そんな事は範疇外で「人の幸せ」を願うのです。

ここに本当の意味で「心、揺さぶる歓喜」があります。

人は関わりの中で・・・助け合いの中で・・・異質の触れあいの中で、

無償の愛念を育み繁殖していくのが正道だからです。

 

ここに、ある男の子のお話(実話)を紹介します。

どうぞ、この子の心内を通して「人の幸せを祈る」ことの大切さを感じられて下さい。

宜しくお願いします。

 

 

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