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共感覚育成(ラーニング3 ・音から・・・)

−五感循環法−

安部浩之作品no,080805
                                                                                 文・Phot,Kohsi


 

自然音を対象にする

既に、

自然音は、魂を調律する(音の陰陽)

自然音は、魂を調律する ( 鳥の声

でも触れた通り、波の音・川の音・鳥の声・虫の声・・・など

自然界には様々な音があり、それらは、その時・その空間でベストな状態で、

しかも最高品位の音を発しています。自然音の特徴としては以下です。

自然音は、
空間の奥行き・形などとも共鳴して超多重音を構成する。

空間変調

自然音は、
温度(季節)や昼夜など時々の様子に応じて超多重音を構成する。

時間変調

自然音は、
時々のエネルギー値に応じて強弱調整している。

強弱変調

自然音は、
志向性を持っている。

志向変調

などですが、一口で言えば、「周辺環境と共鳴・循環して、超多重音を構成している」ということです。

例えば、セミの声1つにしても朝と昼・夜の泣き方は違い、季節には季節に相応しい虫の音が響き・・・

また、川の水の音にしても、その空間の地層や樹木環境に応じて反響も変化します。

つまり、よく「食」に関しては「地産地消・身土不二(しんどふに、仏教語)」という言葉がありますが、

音も、今、あなたがいるその空間の自然音が最もあなたに相応しく、共鳴しているというこです。

ですから「音」といえば、CDやIPODなどから流れる音だけしか想像できない人もいるかと思いますが、

その帯域は、圧縮のないCDでも「5Hz〜20kHz」というわずかな音域であり、

必然的に、限られた空気振動となるのです。

つまり、自然音の音域に比べると雲泥の差があるということです。

それだけに、共感覚を養うには、すでに時空・エネルギー・志向を射程にした音が相応しく、

いわゆる自然音を対象とするのが最も相応しい。ということです。

  先日、あるプロバイオリニストの方と話す機会がありました。

  東京から田舎に移り住んで、もっぱら農業や音楽会を楽しむ生活をしている訳ですが、

  「移り住んで、自然の音の中での生活で、CDを聞くことが無くなった」

  ということでした。つまり、自然音の素晴らしさを改めて実感するほどに、

  CDの音域が物足りなくなったというのです。

 

音から色・形へ

さて本題ですが、では私たちはどのような手順で音から色や形・・・

といった共感覚を養う事ができるのでしょうか。答えは、自然の中に身を置き、制約を決めずに、

心を空にして、百人百様の感じ方で良い。ということになります。

しかし、その習慣のない大半の人には、

ある程度の指針があって始めてその感覚に肉薄するようになります。

最初から白紙を渡されて、「絵にしなさい」では、逆にセミの声を聞いて、セミの絵しか描けない。

という事態にはまってしまうのです。ですから、キチンとした導きの為にも、

最初は、ぜひ以下のシートをご利用下さい。

                      ※ 上図の高画質PDFデータは、ココ

       実施手順

Step

内  容

意  図

自然音を決める
 ・自然の中で各人各様に決める
 ・企画者が統一テーマを決める
 ・ここには具体的な音を対象とし
  てもよいが、「夏の音」など漠然
  とした内容でもよい。
いずれでも可
音への注視
色の原理を頭に入れる
 ・時として企画者が簡単に説明
色のゼロリセット
虹色を一度、視界に入れる事で可能
色彩ゲージにチェック 色全体を見ながら音の位置を感じる
波として表現 音は波であるから最初は波で表現

以上です。個人でも集団でも利用可能なようにしていますので、

例えば、集団での取組の場合は実施後の情報交換・意見交換はとても意味があり、

同様に、個人の場合も何通りか積み重ねる事で意外な「気づき」を得たりします。

現在、本票は、鎮静効果、心理分析にも効果が高いとして実験を重ね実用しています。

 

音と五感・意識の関係

こうして、音から色や形を感じるようになると、人それぞれ様々ですが、

感性にとても大きな変化が現れはじめます。

特に「音から・・・・」の世界は、共感覚育成の中でも、とても大きな影響力と調整力を持っています。

色・形が地球でのみ成立し地球的要素であるのに対して、

音は地球次元を超え、銀河と律動し、DNA遺伝情報と共振性が高いからです。

それだけに、上図の通り、「感の世界と意識との循環」がとても大切な要素になります。

共鳴力を高めると意識が進化する(クリック)を改めて確認頂きたいと思います。

 

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