自滅しても子を守る自然界の姿 | |
これは、オリヅルラン(Wiki)の鉢植えです。ご覧のように、子株→孫株にまで繁殖しています。 しかし、給水をストップするとどうなるでしょうか?
その段階は以下の通りです。 1,親株の葉の先から枯れる。 2,親株の葉が枯れる。
3,完全に親株がかれる。 4,子株が枯れる。 5,孫株が枯れる。
つまり、親は、自らにおいては、根から遠い葉の先から枯らしていくものの、 最後は自滅してでも、茎を通して、次の世代である子株・孫株に水分を運び、その命を守ろうとします。 私達は自然から誕生した命であることを自覚し、 こういう、自然界の繁殖の姿に、「気づきと学び」を深めなければなりません。 自然界は、上記の例にとどまることなく、 自らの命を犠牲にしてでも、子→孫の命を守ろうとする親の姿を、 植物のみならず昆虫や動物にも見いだす事が出来ます。 ところが、人間界では、「子殺し」が年々のように頻発しています。(参考サイトはココ(家庭内の子殺し)) かつて、どんなに愚かな親でも、我が子は、バカがつくくらい可愛い・・・・ そうだった筈です。それが生命現象の自然の発露だったからです。 しかし、この発露にまで、不均衡が浸食しはじめている現状を、 私達は、他人事として片付けるのではなく、心から自省しなければなりません。
天は、人の世に家族を設定し 「親心」には、損得を超えた無私の愛が根付きやすくなるよう配慮されています。 どうぞ、我が子の幸せを願う親心を大切さを 自然界の中から感じ取られてください。 宜しくお願いします。
(SAS総目次 へ)
|
|