今は過去の圧縮であり、今の心が解凍ソフトである 1 | |
これまで、4エリアの特性を述べつつ、反転の法則を解説してきましたが、 では、この「今ライン」上にはどういう特性があるでしょうか? それが、上図の太赤字部分です。つまり 調和・不調和にかかわりなく過去(因果)の結実が今ライン上にある。 ということです。 もっと言葉を変えて言えば 良きも悪しきも、すべて因果の結果であり、 今・只今(ただいま)の境遇・生活に全てが圧縮して集約されているラインということです。 さらに、例えて言えば、圧縮解凍ソフトが稼働しているような状態です。 次元を超えた、天文学的に莫大な因果情報が圧縮され、今を形成しており、 ここでどう解凍するかで、その保存先が ・ Bのどの地点になるか ・ Dのどの地点になるか が決するのです。 では、この「解凍ソフト」は何かというと、それが「日常の行動と思念(身・口・意の三密)」です。 ・ 良質な解凍ソフト(思念)はBの上部に自動的に解凍しますし ・ 悪質な解凍ソフト(思念)はDの下部に自動的に解凍します。 しかも、解凍すると、今データは乗数的に情報量が大きくなります。 いわゆる、それだけ今の行動と思念が威力を持っている ということです。 「今をどういう思いで行動するか」は、九字を切ったり、お経をあげたりするよりも 威力を持っているということです。
そして、どうして、そういう仕組みになっているか?というと カルマ(業)の最短昇華のために、因果が今に圧縮設定されているのです。 さらに根源から言えば、私たちの住む、この物理空間(地球)は宇宙規模のカルマを圧縮して 創生されている。ということです。 これは、とても有り難いことです。 例えば、 Aさんはあるガン告知された友人から相談を受けました。 Aさんは、 「どーせ、他人事だわ」 と知らんぷりせずに、 我が身のごとく、心を痛め、毎日のように病院に通い、気遣いをしました。 すると、どうなるかというと、全ては因果連鎖のたまものですから、Bさんのガンの因縁のみならず Aさんのガンの因縁も同時に昇華されていくのです。そこに無償の愛念という解凍ソフトが働くことで、 電子のスピン回転が高速化し、振動率が上昇します。そして遺伝情報が整列化しはじめ、 Bエリアへの解凍となるのです。 ですから日々の瞬時瞬時が問われている人生だという事です。
今日あなたは、故あって寄り添った出来事(因果)に 「あ〜、めんどくさい、何でまた私が〜」 と思いませんでしたか? それはDエリアへの解凍ソフトです。
今日あなたは、 「あ〜、また汚れてる、めんどくさい」 と掃除しませんでしたか? それはDエリアへの解凍ソフトです。 どうぞ日々の思いを再点検されて下さい。 大いなる飛躍の種は、身の周りに圧縮して事寄せされているのですから。
以上のように、この今ラインは極めて重要です。これについては、本講座に貫通する視点でもあるので、 他項をご覧頂ければ、多面的に理解して頂けるかと思います。代表的な関連項を以下に記しておきます。
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